塗装工事
にこちゃんリフォームでの標準的な塗装工事の概要です。
工事
高圧洗浄・下塗り・中塗り・上塗り、足場・コーキングは状況に応じて
工期は実働２週間くらいになることが多いです。
主に採用されるのは１液性シリコン塗装
最近では、フッ素、ラジカル、光触媒など、いろいろな塗料があり、
何種類か同時に見積もりすることがおおいのですが、
価格と性能を比較して、現在一番おすすめできるのがシリコン塗装です。
ラジカル塗装は鮮やかな色の場合には、褪せにくいので選択する場合もあります。
フッ素樹脂塗装は足場費がかさむ場合などにはシリコンより適している場合があります。
既存の壁がモルタルリシンの場合はカチオン形アクリル樹脂もよく使用します。
セメント表面は－荷電、カチオン形は＋荷電なのでよく付着します。
粒子が細かいのでひび割れの奥まで浸透します。
樹脂（樋）、ステンレス、アルミ、銅
塗れないことはないのですが、はがれやすく、保証からは外させていただいています。
短期間ではがれたり、ひび割れたりしてもかまわない、という場合のみ塗装させていただきます。
シンナーテスト
水性塗料の上に油性塗料をぬるとシワができることがあります。
塗装前にシンナーテストを行い、予定していた塗料を変更することがあります。
通常は弱溶剤の塗料を用います。
比較的溶解力の強いラッカーシンナー、エポキシシンナー、ウレタンシンナーなどを強溶剤といい、
溶解力の弱い塗料用シンナーを弱溶剤と称しています。
強溶剤に比べれば、臭い、旧塗膜への影響なども弱いといえます。
弱溶剤の塗料の臭いは、体感としては水性とさほど差はなく、乾きが早いため臭う時間も短くてすみます。
スレート屋根の縁切りを行います。
スレート材の合わせ目に塗料が入り込み貼り付いた状態で、ピンホールができていると、
毛細管現象により雨水が逆流して水漏れの原因になります。
この防止のため塗装後ナイフ・皮すきなどで詰り部の塗料を切ってピンホールをなくすことを「縁切り」といいます。
または塗装前にスペーサーを入れます。
