トイレの豆知識
【トイレのスペース】
3~5cmトイレの便座を高くすることで立ち座りを楽にします。
トイレ工事の様子
タンクレストイレのメリット・デメリット
タンクレストイレは買いか!?メリット・デメリットを比較 より抜粋
タンクレストイレのメリット
タンクが無いのですっきりとしていて圧迫感がない。
〃 掃除がしやすい。
一般的なタンク式のトイレは、便器の側面後方部にくぼみ、凹凸があり、ホコリや汚れが溜まりやすい。
タンクレストイレの側面はパネルなどで覆われていてほぼフラットなので、タンク式トイレよりも格段に掃除がしやすい。
トイレの側面の床を拭き掃除する時に、タンクの高さが邪魔になって掃除がしにくい場合がありますが、
タンクレストイレの場合はローシルエットなので、床の拭き掃除もしやすいです。
タンクレストイレのデメリット
最新のウォシュレットに交換できない。
タンクレストイレは、ウォシュレット一体型(温水洗浄便座一体型)です。
例えば、ウォシュレット部(機能部といいます)が壊れた場合は、
便座だけを購入して交換することができないため、
メーカーメンテナンスに修理を依頼して直してもらうか、同じ機能部に交換する必要があります。
正規のメーカーメンテナンスとなりますので、料金も高めです。
ウォシュレットの故障が無かったとしても、
20年、30年と長期間タンクレストイレを使う場合、
今の便座を使い続けることになります。
その頃にどのようなウォシュレットが出ているかは分かりませんが、
最新のウォシュレットに交換できない点は、タンクレストイレのデメリットの一つといえます。
手洗いが付いていない
タンクレストイレには、手洗いが付いていません。
トイレ室内に手洗い器を付けるという手もありますが、
トイレリフォームの場合、手洗い器用の給水管・排水管を新設する必要があり、
床や壁の取り壊し、補修など、大掛かりな工事となります。
特に鉄筋コンクリートのマンションの場合、配管工事が困難なため、工事店に相談しても断られる場合もあります。
新築やリノベーションでしたら、単独で手洗い器を付けてもいいかもしれません。
おしゃれな手洗い器やカウンターもありますので、選ぶ楽しさがあります。
トイレリフォームの場合、商品価格が高めにはなりますが、
既存の給排水管をそのまま利用して手洗い器を設置できるトイレを検討してみるのも手です。
通常のトイレ交換はおおよそ3~4時間程度ですが、
上記のように手洗い器も設置できる商品の場合、
1日がかりの工事となることがほとんどですので、工事費も通常より高くなります。
また、カウンターや手洗い器を設置しますので、トイレスペースの広さも必要となります。
停電時が少し面倒
タンクレストイレは水を流す際に電気を使うため、
停電になるとリモコンのボタンでは洗浄ができなくなります。
タンク式トイレのように、タンクに貯まった水をレバーで流して洗浄することもできません。
手動レバーによる洗浄や、停電用ハンドルなど、最新のタンクレストイレの中には、
停電時でも使えるように設計されているものもあります。
水圧には注意
タンクレストイレは水道直結方式のため、メーカーが指定する必要最低水圧を満たしていないと、
流れが悪くなったり、場合によっては詰まりが発生することもあります。
タンク式トイレより割高